長い・・・・・・。
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述1
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述2
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述3
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述4
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述5
■「黒子のバスケ」脅迫事件 最終意見陳述6
さらに、おまけ付き。
■「黒子のバスケ」脅迫犯からのネット向け声明文
ざっと流し読みしたんですが、何度も何度も出てくるのが、親への恨み節。
親が適切な愛情を注いでくれなかった、さらに虐待していたので、こんな人生になってしまった、という彼のお話が、繰り返し述べられます。
まぁ、これが、本当のことかどうか分かりません。
ユナボマーに関しての、ちょっとしたドキュメンタリーにおいて、彼が子供時代に虐待を受けたと主張していることが紹介されて、その後、母親と兄弟が登場して、
「そんなことは、なかったです」
と言っておりました。
一応、そのドキュメンタリーでは、ユナボマーの主張は、妄想とされていました。(■セオドア・カジンスキー(ユナボマー))
今回の被告人が主張する「虐待」も、どこまで本当か分かりません。
誰もが無菌室で育ってわけではなく、どこかで心理的な傷を負って生きていくものです。
それが第三者からみて、「確かにヒドい」ものなのか、「そんなの気にしても仕方ないだろう」レベルなのかは彼の言葉だけでは分かりませんが、しかしながら、自分の人生の躓きの原因が親にあると認識しているのは確かなようです。
この長文でも言及されている、宅間守にしろ加藤智大にしろ、やはり、親との関係は、あまりよろしくなかったようで。
2つの事件とも、一般人の価値基準からすると、本人には見返りのない無差別殺人という面が、世間に衝撃を与えたように、今回の事件も終わってみると、その犯行動機は、「えっ、なんで?」という感じ。
一応は、文章内では、いろいろと本人は述べているものの、しまいには、
自分は「黒子のバスケ」の作者氏の経歴を詳しくは知りませんでしたが、これ(引用者注:「黒子のバスケ」の作者の経歴)を見て、と言っている始末でして、結局、偶然目についたという程度の犯行動機。
「自分は標的を間違えなかった。」
と思いました。
そう考えると、この一連の事件は、彼から親への復讐であり、方方に投函された脅迫状は、言うなれば無記名の果たし状だったのかなー。
そして、まぁこうやって、長々と文章をしたためているのも、やはり復讐の続きなのかな?
今の自分がどう見られているか、評価されているか、分析されているか、そのことについて、強烈な興味があるようだけど、結局、それも、親への愛情を求めていることの裏返しにも感じられるし。
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