どうして? と自問
前作の「インデペンデンス・デイ」は、けっこうなヒットだったが、個人的には「別に・・・・・」というのが、正直な感想。
で、続編の「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」。
20年の時を経て続編なのだが・・・・・・、出来が良いという噂は聞かない。
むしろ、聞こえてくるのは、「イマイチ」という評価ばかり。
前作も「うーん」で、今作も「うーん、らしい」なら、スルーすればいいのだろうが、なんだか、自分でも良く分からないのだが、見に行った。
で、結果としては「うーん」。
世評通りね・・・・・
前作は、全編にわたって「アメリカ万歳」でして、そんなお馬鹿な展開が、どうにも馴染めなかったのだが、絵的には見応えがあったのは事実。
今作は、冒頭から出し惜しみなしの派手な画面ではあるが、・・・・・(贅沢な話だが)それだけに、なんか「待ちに待った」という感じがないんだよね。
スープ、前菜、メインディッシュ、全てが「脂っこい」。
結果、全体として平坦。
ストーリーも、相変わらずのお馬鹿。
人類の存亡を賭けた決死の作戦が、検証もなしに、あっさりと決行。
そして案の定、ガッツリやられる。
でも、ご都合主義で生き残ってしまう主人公たち。
うーむ。
で、前作同様の群像劇なんだが、一人一人のキャラが薄くなって、あんまり良い効果を生んでいるとは言えないね・・・・・。
そんな登場人物の中には、中国語を話すお姉さんがいるんですよ。
ハリウッド映画のアジア人って、欧米の美的センスなのか、なんだか微妙だったりすることも多いのだが、こちらさんは、日本人から見ても、まごうことなき超美人。(■アンジェラベイビー google画像検索)
だけれども、物語中では、取ってつけた感が、ハンパない。
ダイバーシティ(多様性)の尊重という面もあるのだろうが、映画会社の本音としては、中国市場を見据えての配役でしょうなぁ。
前作が「アメリカ万歳」だったのに、今作は中国へ配慮しなくてはいけないというところが、なんだか二十年の月日を感じます。
そして不可思議なコラボ
「宇宙兄弟」と「オデッセイ」のコラボは、そんなに評判が良かったのかな?
それで、「ガンダムUC」とのコラボなんだろうけども。
なんだか不可思議な組み合わせだなぁ。
インデペンデンス・デイ [Blu-ray] | ||||
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