2016年1月6日水曜日

スターウォーズも新作が出たので「さよならジュピター」を見る



「スター・ウォーズ」の新作発表で、ちょっとだけ話題になった日本版「スター・ウォーズ」の、「宇宙からのメッセージ」。(「スター・ウォーズ」の感想、■今年最後の大作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」)

【衝撃】1978年にスターウォーズに影響されて日本が作った和製スターウォーズがいろんな意味で凄い件(笑)

で、「宇宙からのメッセージ」ならば、こちらもと、言及されていた和製SF大作「さよならジュピター」。

どちらか借りて見てみようと思ったのですが、「宇宙からのメッセージ」はレンタルできるんですが、「さよならジュピター」は、どこのサイトもやってないんですよ。(買うまでは・・・・ね)

そうすると、俄然見たくなるのが人情でして。

いろいろ探したら、アマゾンでは配信されているんですね。

アマゾン、すげーな。

漫画「3月のライオン」なんか、アマゾンで先行配信されて、他の電子書籍サイトでの販売は一ヶ月くらい遅れてたりした。
「金、積んだんだなぁ」と思っていたけど、こういうマニアックな映画まで網羅して、もうなんか、勝てる感じがしないね・・・・・。


それは、ともかく。

「ヒドイ、ヒドイ」と、どこでも言われていたので、覚悟して見たんですが、・・・・・・まぁこんなもんじゃないですかね? というのが、正直な感想。

日本のSFに詳しいわけではありませんが、それでも「宇宙戦艦ヤマト」、「ガッチャマン」、「進撃の巨人」の実写版などは、チェックしております。

そこから逆算するに、過去作だけが、ベラボーに良く出来ているわけもなく。


日本産で、大人の鑑賞に耐えるSF影像作品って、うーん、「初代ゴジラ」くらい?

アニメなら、宮崎駿監督「風の谷のナウシカ」なり、押井守監督「GHOST IN THE SHELL」なり、海外でも評価されるようなSFが、いくらでもあるのだが。


で、「さよならジュピター」ですが、まぁ、他での指摘通り、特撮が、ちゃち。
それは仕方ないにしても、やっぱり物語を詰め込み過ぎ。
演出が野暮。

有名な無重力セックスは、星が瞬く宇宙空間を背景にして、半透明の三浦友和さんがフワフワ浮いているんだもんなぁー。



アニメなんかなら、まぁ許容されるだろうけど(それでも、最近は、使わない演出か?)、現実にやると、間抜けね。




技術力の問題だけではないんだと思うんだよね。

これだって、透明なガラスの上で、服を脱いでいるだけなんだろうけど。
今見ても、なかなか官能的ですな。


正直なことを言うと、三次元のSF映画に関してはハリウッドに、「資金」「人材」「ノウハウ」がしっかりあるから、日本に限らず、どの国も勝てるわけないよね。


それなら、せめてストーリーは、どうにかして欲しかったが・・・・・。

結局、宇宙人の残したメッセージってなんだったの?
ジュピターゴーストって?
「ジュピター」と呼ばれていたイルカの意味するものは?

うーむ。

投げっぱなしジャーマンが、うまーく作用する映画もあるけどさ。
それって、「2001年宇宙の旅」級だからな・・・・・・。

さよならジュピター デラックス版 [DVD]
by カエレバ

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