調査によると、9省で今年3月末までに返済期限が到来した借金のうち、計579億3100万元は借り換えなどで対応した。ただ全体の1%強に当たる8億2100万元は期限が過ぎても返済できなかったという。9省の具体名などは明示せず、期限が過ぎた後に何らかの形で返済を終えた可能性もある。だそうで。
ここらへんが詳しかったり。
■中国の地方都市が初デフォルト 運悪く巻き込まれる韓国
どうしても、世界で二位の経済大国から、中国に追いぬかれて三位に転落してしまったこともあり、日本国内では「ざまぁみさらせ」という意見が方々で見られますが、でも、どんなもんなんでしょうか?
大したことないのか、大したことあるのか。
特に「何らかの形で返済を終えた可能性もある。」と書かれているところからすると、もう全部処理が終わったので、公表に踏み切った、というところなのかな? と思ってしまいますが。(今のところ、中央には資金が潤沢にあるようですから)
以前、理財商品がデフォルトになった際は、
「ミステリアスな“第三者”の登場」なんて展開がありまして、「おいおい、タキシード仮面かよ。またはフェニックスの一輝か・・・・」と思ってしまいましたが、今回も「謎の投資家」が尻を拭ったのか?
米メディアがそんな紹介をしたのが、1月に中国で高利回りの金融商品「理財商品」に返済不能(デフォルト)の恐れが生じた際、全額買い取りを申し出た謎の投資家だ。
理財商品はシャドーバンキング問題の焦点。10%近い高利回りをうたい、投資資金をひきつけてきた。デフォルト懸念が報道されると、名前も明らかにされない「第三者の投資家」が突然現れ、事なきを得るという不可解な展開となった。
■不可解な投資家、不自然な統計「最大のリスクは中国」 G20「影の銀行」改革どこまで
夕張が破綻した際は350億の赤字だそうで。
それと比べると、9都市で134億となると、大したことないような・・・・・。(経済の質が違うから、単純な比較はできないでしょうけど)
ただ、報道の自由がある国じゃないですからね。公表されたのが、「9都市で134億」とすると、さて、それ以外にあるんだか、ないんだか。