2018年10月29日月曜日

日米同時公開「宇宙の法ー黎明編ー」


例によって、信者の方が券をくれたので見てきましよ、幸福の科学謹製映画「宇宙の法ー黎明編ー」。

サブタイトルが「黎明編」、ポスターに「Part I」とか書いてあるので、「これからシリーズ化するのね」と思っていたら、「UFO学園の秘密」の続編であることが、映画開始五分で判明。

ちゃんと前作も鑑賞したはずなのに、ストーリーを全然思い出せない。
「レプタリアンの仕業か!?」
なんてことを考えながら、観賞。

今作はバトルが豊富ということもあって、意外に退屈しなかった それなりに楽しめました。

まぁ、そりゃ、バトルものには有り勝ちなことだけど、

「敵を倒す」
 ↓
「もっと強い敵が登場」
 ↓
「味方が覚醒して圧倒」
 ↓
「敵も覚醒」
 ↓
「強い味方が登場」
 ↓
「敵を倒す」
 ↓
以下、エンドレス。

そんな、お約束展開。

敵にしろ、味方にしろ、「戦力の逐次投入」という愚策を延々と見せられるわけで、
「最初のうちに敵が本領を発揮していれば、あっさり味方を抑え込めた(殺せた)はずなのに」
とか、
「早々に神様(味方サイド)が表に出てくれば、誰も被害に遭わなかっただろうに」
と思ってしまうのもお約束。


それにしても、やっぱり旧・清水富美加さん/現・千眼美子さんは、やっぱ上手ね~
それなりに面倒な立ち位置の役柄で、プロの声優さんたちに混じっているにもかかわらず、遜色はなく。

一時は、「大川ジュニア様と結婚か?」という噂もありましたが、奥様に続いて、御子息までもが教団を逃亡(追放?)という謎展開(映画よりも、現実の方が予測不可能な波乱万丈)。

旧・清水富美加さん/現・千眼美子さんも、結局、幸福の科学専属女優として終わってしまうのかな~?

それはそれで、当人は幸せなら、他人がごちゃごちゃ言うことではないとは思いつつも、うーむ。

2018年10月22日月曜日

韓国版というかNetflix版というか実写版「人狼」の感想


人狼が実写化されるのはなんとなく耳にしていたけど、昨日、Netflix立ち上げたら、「人狼」が一番最初に表示されて、もうNetflix限定コンテンツなのね、しかも韓国なんだ、どれどれ見てみましょう、と、そのまま拝見。

リメイクが成功することは稀なんで、そんなに期待しないで見たのですが、・・・・・やっぱり、「こんなもんね」というのが正直な感想。

絵のクオリティーは、「テレビ映画以上、ハリウッド大作映画以下」という感じで、なかなか見応えアリ。

特機隊の装甲なんかは、もう少し重量感が欲しかったものの完璧。
ハードボイル調の役者たちの演技も十分。
アクションも決して安っぽくない。

だけれども、アニメ版にもあった冒頭における暴動シーン。
過激派の「セクト」が、隊列を組む機動隊に向かって野面で銃を発泡するのを見て、「なんじゃこりゃ!? 地下組織が、そんな公道で堂々と警察と戦闘するって、どういうこと?」と戸惑ったが、その後の展開からすると、「この映画は、こういう映画です! アニメとは違いますよ」という宣言と見るのが正しいのだろう。

これを、「あり!」とするなら、楽しんで見れるのだろうけど、・・・・・その割には、妙に原作を意識して、グレーなシリアスから逸脱できてないあたりが、中途半端と言えば中途半端だったなぁ。

実写版は、特機隊と公安の暗闘をクローズアップして、アニメ版以上に、組織間の駆け引きを物語の主軸に持ってきている。
しかし、国家に従属する2つの組織が、どうして縄張り争いしているのか、アニメ版も、そんなに説明があったわけじゃないけど、そこを持ち上げるなら、やっぱり、もうちょっと理由が必要だったのでは? と思わないでも。

また権力闘争の結果として、登場人物たちは騙し騙され、二転三転するわけだが、これもなんか、分かりづらかった。まぁ、これは僕の酒量と理解力の問題でもあるのだが。

とは言うものの、そんなに期待していなかったこともあって、テキトウには楽しめました。(実写版「攻殻機動隊」ほどの、「ガックリ」感はなかったです)



おまけの感想


実写版「人狼」は、近未来の韓国が舞台。
中国の台頭に対抗すべく、日本が軍事力を高め、国際環境が不安定化。
それに対応すべく、北朝鮮と韓国は、五年後の統一を約束。

で、強国の誕生を恐れた諸外国が、韓国に圧力をかけて、不景気が到来し、国内の治安が悪化。その対策として、特機隊が生まれた・・・・・ということなのだが、「統一と分断」に対する韓国人の願望やら思い入れが垣間見えますなぁ。
中村トオルさんが出ていた「ロスト・メモリーズ」を思い出しました。

by カエレバ