14巻、読了。(15巻が出ているのに、今どき14を読んだのは、電子書籍で読んでいるので)
相変わらず、丁寧なストーリー展開…………と書くと褒め言葉ですが、物語は、ゆっくりと進んでいきます。
まぁ大したものなのは、ゆっくり進んでいるけど、退屈にはならない。
ここらへんが、作家の腕ですね。
で、噛まれてもZQN(感染者、ゾンビ)にならない秘密の一端が、また開示されたような感じですが、まだまだはっきりとは分からないです。
が、なんとなく、村上龍さんの「ヒュウガ・ウイルス」あたりと同じオチかなーという気がするけど。
つまり、その人間の精神、大げさに言えば魂が関連している、という感じ。
それで思うのは、最後の最後には、主人公の英雄には、比呂美と藪の、どちらかを選ばなくてはいけなくなるんじゃないかな?
そこらへんがクライマックスなるんじゃないかなー、と読んでいますが、さて、どうなることやら。
で、実写映画化だそうですが…………。
■アイアムアヒーロー : 人気ゾンビマンガを実写映画化 大泉洋、有村架純、長澤まさみ出演
大泉洋さんが主人公というのは、ちょうどいいところですね。
しかし、藪が長澤さんで、比呂美は有村さん。
どちらも美人すぎるような……………、まぁ華がないエンターテイメントがヒットするわけないので、仕方ないんでしょうけどね。
それよりも、映画公開までに原作が終わるとは思えず。
どんなストリーで、どんなラストにするのか、そっちの方が楽しみですね。
原作者としては納得いかなくても、映画として面白ければ、それでいいとは思うのですが(が、原作を無視して、結果として原作以上に面白くなった作品は、なかなかないよね)、たんに、「世界中でゾンビものが流行っているから、日本でもつくるかー!」てな気分でつくるのでなければいいですが。
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