とぼとぼと読んでいた、ニューズウィークの今週号、読了。
「特集:中国と韓国 蜜月は本物か」となっていますが、そんなに記事の量はなかったです。
(ニューズウィークは、特集が意外に少ないことが多いです)
量はともかく、内容は? となるのですが、「中韓、仲良しに見えるけど、所詮、政治体制が違うから、同床異夢だよね」という、まぁ素人でも知っているようなお話しでした。
経済的な結びつきが強いけど、だからと言って米韓の関係を精算するわけにもいかないですからね。
■韓国:「反日協調」悔やむ 中国と集団的自衛権憂慮表明で
ここらへんの記事を読むと、韓国も、大変ですなーと思ってしまいます。
それとは関係なく、ちょっとだけ面白かったのは、「深田政彦」記者の記事。
この記者は、ちょっと前に「 「反ヘイト」という名のヘイト」という記事で、有田芳生議員に責められてました。
■有田芳生参院議員がニューズウィーク誌を痛烈批判 茂木健一郎氏と共に差別問題を提起
時に政治的なつばぜり合いが、第三者からすると、非常に不毛に思えてしまうのは、「クソを投げられたから、クソを投げ返せ」という応酬。
(もっとも、「右の頬を叩かれたら、左の頬を出しなさい」とは出来ないのも分かるのですが。)
在特会に対向する組織として、「レイシストをしばき隊」という名前が上がったとき、そのネーミングは、どうなんだ? と思いました。(今は、名前は変わってますが)
そういった、「非常識な組織には非常識な手段で対抗だ!」といった流れに、「なんだかな・・・・」と思っていましたが、その危うさを浮き彫りにしてくれた点では、「 「反ヘイト」という名のヘイト」は面白い記事でした。
で、案の定、一部のネットユーザーは、「ほーら、サヨクたちはダメダメだ」と大喜びで、「在特会は正しいこと“も”している」という感じになっているあたりが、あぁ不毛。
やはりと言うか、アマゾンのレビューも、アツいことになっております。
で、今週号は、「「連勝」安倍政権が守りに転じるとき」という、どちらかと言うと、安倍さんへの応援的な内容。
(アメリカのニューズウィークは中道左派的なのかな? でも、日本独自の記事に関しては、昨今の風潮からか、ちょっと右の傾向が強いように思えます)
こりゃまた、一部の人を喜ばせて、一部の人のかんに障るような記事で、ぶれませんねーという感じでした。
![]() | ニューズウィーク日本版編集部 阪急コミュニケーションズ 2014-07-08 売り上げランキング : 171
|
0 件のコメント:
コメントを投稿