「さよならジュピター」で、「うーん」な気分になり、さて、もう一つ「宇宙からのメッセージ」。
(「さよならジュピター」の感想。■スターウォーズも新作が出たので「さよならジュピター」を見る)
youtubeの予告編だけでも、お腹いっぱい。
だって、千葉真一(サニー千葉)さんが「万死に値する」だよ。
しかも、「宇宙暴走族」という、このネーミング。
本編は、そこから推して知るべしの連続。
一応ストーリーとしては、ガバナス帝国(ガバナンスが凶悪というイメージをかき立てたかったのだろう)に支配されたジルーシア人(「自由」をもじった?)。
反抗の為に、8個の「聖なるリアベの実」が選んだ戦士を探すという流れ。
下敷きは「里見八犬伝」なのね。
で、冒頭、8個の「リアベの実」が、己の意思でもって、大宇宙に散っていく。
だけれども、そのうち4つは宇宙暴走族と、その知人。
2つは、地球連邦の元将軍と、その召使いロボット。
1つは、ガバナス帝国の正統な王子。
最後の1つは、冒頭から登場していたジルーシア人。(大宇宙を探し回って、結局、直ぐ近くにいたという青い鳥)
・・・・・うーむ。
「リアベの実」、4つで、良くない? と思わないでも。
しかも、もらった8人(ロボット含む)全員が、活躍するわけでもないし。
千葉真一さん演じるガバナス帝国の正統な王子も、とってつけた感が、半端無かったものなぁ・・・・・。
そして、ラスト。
もともと、ガバナス帝国に支配されてしまった惑星ジルーシアの解放が目的だったのに、「リベアの実」に選ばれた戦士が、動力炉を攻撃してしまい、惑星は木っ端微塵。
故郷がなくなったので、みんなで新天地を探しましょう!
冷静に考えると、最初から、亡命なり移住を選択していた方が。
いや、逃げてもガバナス帝国が追ってくるか・・・・・。
まぁ、ストーリーもアレなんだが、「見てくれ」もアレでして。
だって、船外活動するシーンがあるんだけど、普通の人間が、平服のまま宇宙に出てしまうんだよ。
うーむ。
ただ、そこまでいい加減だと、「これはこれで面白いかも」と思えるから不思議なものでして。
ガバナス帝国皇帝の母親を、天本英世さんが演じているのだが(物語上、あんまり必要がない役なのだが・・・・・)、彼女(?)が座っている椅子なんか、ドクロのデザインだし。
とにかく、まぁ、そんな感じです。
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