2016年3月19日土曜日

「進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド」の感想



先行配信


見たい見たいと思っていた実写版「進撃の巨人」後編の、「エンド・オブ・ザ・ワールド」。
(前編の感想。■実写版「進撃の巨人 前編」は、やっぱりアレだった )

結局、映画館に行く機会がなくて、見逃してしまいました。

で、レンタルで見ようと思っていたら、ぼちぼち始まるそうで。

が、3/23から。
で、今日は3/16。

「うーん、せっかくの休みだが、今日は無理か・・・・」と思っていたけど、ps4のアマゾンのアプリで検索したら、ちゃんと出てくる。
しかも見れてしまう。

先行配信のようで。

ツタヤのリアル店舗とか、これから大変だろうなぁと思ってしまうよ。


内容なんだが


一言であらわすと、カタルシスがなかったなぁ・・・・・。


ぶっちゃけ、ハリウッド映画のレベルからすると、CGや特撮は、どうしたってアマい。
それは仕方ない。

市場規模が違うんだから、ないものねだりしても、詮ない話。


ストーリーは、・・・・・・・・とりあえず、原作が未完の状態ではあるものの、映画自体で、ちゃんと完結したのは、エライね。

逃げなかった。


が、それ以外となると・・・・・・・。

なんとなくISISっぽい、敵。

全体主義国家の代弁者となっている上官。

微妙に現代的な要素が散見されるのあが、いまいち現実とリンクしないあたりが、うーむ、もったいない。

いや、まぁね。リンクし過ぎて、「うわぁ、説教臭い」となってしまう娯楽作もあるんだけれども。
それにしても、微妙・・・・・。


そして、シキシマ。

ネタバレシーンにおいて、純白の衣装に、シャンパンとグラスって。(主人公とシキシマ、途中で、わざわざ衣装チェンジしているし)

「この世界の真相」とか、「本当の敵は!」とか、「意外な殺害動機」とか、「隠された歴史」とか、物語では隠された真実というネタバレはつきもの。

小説だと、名探偵の解説や犯人の独白でも許せてしまうものだが、映画になると、よほど上手く処理しないと間抜けというか、興醒めというか・・・・・・。


それよりも、なによりも、・・・・・・ミカサがね・・・・・。

最後の最後で、主人公に戻ってくるあたりが、・・・・・・・うーん。

まぁ分かってはいたことだけど、後編の冒頭、主人公が殺されそうになっているシーンでも動こうとしなかったのにね~

なんか、単に頭の悪い女に堕してしまっていたような。


少年漫画の主人公らしい主人公ということで、新規の性格設定がされた本作だけど、良い方向に転がっていったとは言えなかったか?

結局、キャラへの共感やら、興味がわかなかった結果としての、カタルシスがなくなってしまったんだろうなぁ・・・・・。


そんな中で良かった点としては、石原さとみさんのコメディエンヌの才が発掘されたことか?


会社の都合で前後編に


キャラの改変の他に、前後編に分割されてしまったことも、批判の的でした。
確かに、なるほど、こりゃ、無理に分ける必要はなかったねー。
(ハリウッドの足元にも及ばないにしても、邦画では十分な巨額の制作費。その回収する保証として、前後編になってしまう大人の事情は分かるのだが)


前編は、いろいろ言われつつも、多くの巨人が登場して無慈悲に人間を殺していくシーンに関しては、「がんばった」という評価もありました。
が、後編になると、予算の関係もあってか、それら派手なシーンは、グッと縮小。

もし、ちゃんと一本の作品にまとまっていたなら、派手な立ち回りをラストに持ってくることも可能だったような気もします。

そうすると、「賛否両論」程度の評価は得られたかもしれんなぁ。


進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド Blu-ray 豪華版(2枚組)
by カエレバ

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