■文化系トークラジオ Life_ 2015_04_26「ポジティブの現在/ネガティブの未来」 アーカイブ
昔はネガティブが主流だったけど、今って、ポジティブが主流ね~、なんで?
そして、今のポジティブはどこに向かっているの?
てな感じで、今回のライフは進んでいった感じ。
僕はネガティブ人間だと思っていますが、「ネガティブって、バブルの産物」だと放送の中では言われており、「あぁ、そうなのか・・・・・」とオッサン苦笑い。
以前の「超絶!ポエム化社会」で、「スローガンが声高に語られるのは、現実が辛いから」という指摘があったけど、ネット上で「ポジティブ♪ ポジティブ♪」が重宝されるのは、現代日本が下降線(撤退戦)に入り込んでいるからなのかもしれないのね・・・・・。ふーむ。
そういう中で、さて、ポジティブとネガティブ。
現実においては、ポジティブの方が有効であることは分かり切っているけど(ネガティブなんて社会のゴミだ!)、「意識高い系」「キラキラ系」などと揶揄されるように、内実の伴わない、格好・外見だけのポジティブは意味がない。
またポジティブの強要からの洗脳となっては、カルトであったり、やる気の搾取といった問題を生み出しかねない。
そういうものを回避してのポジティブとは? ・・・・・なんだけど、徐々に明らかになっていくのは、他人からの「こうしなさい!」ではなく、内なる自己からの内発的な「やる気」が大事。
それを生み出すには、現実を知ることから始めるべき。
そこから、「さぁ、この現実と、どう対峙していきましょう!」という流れが、健全なのでは? という感じで、まとまったけど・・・・・・。
重箱の隅をつつけば、洗脳と善導は、よく似た響きでして。
「厳しい(日本の)現実を見せる」というのは、それはそれで、新興宗教が「これを買わない(信じない)と、地獄に落ちますよ」と脅しているのと、紙一重のような・・・・・・・。
「そこまで言い出したら、キリがない。なにも出来ない。やらない言い訳に過ぎない」と言われると、「その通りです」と頭を下げるしかないです。
僕なんかからすると、浮上するのも、堕ちるのも、当人の自由じゃん。ほっといたら? などと、ネガティブを通り越して、アナーキーに思ってしまいます。
本放送の前の予告編にて、かつての毒舌家(切り込み隊長とか)も、最近は丸くなったよね? というお話しがありました。
それを成長と見るか、環境の変化と見るか。
個人的には、「年取ったんだよね」と思ってしまいます。
村上春樹氏も、ある時期から「コミットメント」という言葉を使うようになりました。
それもあってか、最近は政治的な発言も多いです。
・・・・・・まぁ、年を取るって、そういうことなんだろうなぁ。
部下が出来たり、ある程度影響力のあるお立場に立ったりすると、そういう考えになるの自然なのかな? と思います。(簡単に言うと、説教臭くなるということ)
しかし、僕も、いい年なんだが、相変わらずネガティブなまま。
成長も変化もないな・・・・・。
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