弐瓶勉「シドニアの騎士」の4巻から6巻、読了。
む、む、むずい漫画だ。
相変わらずの最小限の説明で、時に何が起こっているのか、分からなくなってしまいます・・・・・。
衝撃的だったのは、ヒロイン(?)の一人、イザナは女性でも男性でもないという設定なのですが、さらに人間と機械の中間、サイボークになるという、またしても複雑化。
容赦ねー、作者だね。
で、まぁ、この、「どちらでもない」というのは、この作品のキーになるのかな?
主人公のライバルである岐神海苔夫が、落合に乗っ取られて(←これで、いいんだよね?)しまうんだけど、ここで明かされるのが、人類を滅ぼそうとしている奇居子というのは、ある意味では、完全な生物。
それに比べて、人類は、不完全な生物。
で、その不完全な人類の、もっとも不完全さを有するのは、主人公である「谷風長道」になるんだよね。(他の人類は、光合成が出来たりして、かつての人類とは違う面もある)
また、その主人公が忘れることができない、人類の記憶を持つ、エナ星白(つまりは、人類と奇居子の融合)が、物語のラストに重要な意味を持ってくるのかな? と思いましたが、さてさて。
とにもかくにも、面白いけど、「えっ、どういうこと?」となることが多い漫画です。
以前の感想。
■漫画「シドニアの騎士」一巻から三巻まで読了
シドニアの騎士 コミック 1-12巻セット (アフタヌーンKC) | ||||
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