「ワンダーウーマン」も、ボチボチ公開されるし、(半ば意図的に)見逃した「スーサイド・スクワッド」を見ようかと、PS4に入っている「アマゾン」アプリを起動したら、なんとHD画質が100円でレンタル出来る。
「えっ、いくらなんでも、去年の話題作が、この値段って、おかしくね?」と思う。
(ライバルである「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は399円、兄弟作?の「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は199円だった)
まぁ高くて文句はあっても安ければ、それはそれでいいのだが、安すぎる食べ物・サービスが、逆に信頼を置けないように、「こりゃ、アレだな」と覚悟を決めて拝見。
どんな凡作・駄作・失敗作でも、ハリウッド映画だと、冒頭の十五分は、まずまず「見れる」ものだが・・・・・、「スーサイド・スクワッド」は、もうそこから、コケている。
全然、感動も驚きもない。
うーむ。
「逆アベンジャーズ」という悪役大集合という筋立てなので、キャラが次々登場するのだが、もとより過去作の「貯金」なしで挑んでいるので、どう考えても無謀。
一人一人掘り下げる時間がないままに、うすーいエピソードがダラダラと流れていくだけ。
マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインだけが話題になったのも、十分にうなずける。
ぶっちゃけ、それしか見所がない・・・・・・。(SEAL隊員が苦労している怪物を、バットでもって粉砕するというのが、「爽快」には見えず、「なんだよ、それ」と思えてしまうのが、この映画の微妙なところ)
キャラが薄い上に、そもそも「悪役」なので感情移入のしようがないのに、彼らを束ねる人間もどうにも役立たず、そして大ボスが、身から出た錆というしょーもなさ。
ラストバトルへ挑むに当たって、どうにも従前のヒーロー映画調になってしまい、「えっ、こいつら改心したの? してないよね?」と、不安にしてくるわけで、まぁ、そりゃ、難しい設定だったのは分かるけど、完全に消化不良だったね。
いや、そもそも料理不能だったのかもしれないが・・・・・・。
ウィル・スミスが演じる「デッドショット」あたりが、「悪人だけど子煩悩」という設定だから、ここらへんを主軸にして「デッドプール」みたいな味付けにしたら、どうにかなったのかな~
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