庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」も公開されるので、その前に渡辺謙さんの「GODZILLA」を見てみました。
初代の「ゴジラ」が核戦争の恐怖を下敷きにしていたのは言わずもがなですが、2014年公開のアメリカ版「GODZILLA」は、311をモチーフにしているのね。
冒頭の地震からの原子炉の暴走、一帯が避難区域に指定されて立ち入りが禁止になるという流れは、モロ311。
その後も、ゴジラの登場シーンで津波が発生しているのも、やっぱり311そのまんま。
・・・・・日本では、逆につくれないだろうなぁ。
外国人だからつくれた・・・・・というよりは、ハリウッドの貪欲さだねー。
無神経とも言えるけど。
ローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA」が、「ジェラシックパークをつくるとスピルバーグに怒られるから、ゴジラってことにしようぜ!」程度の作品だったけど、渡辺謙さんのは、まずまずオリジナルへの敬意が感じられました。
にもかかわらず、ハリウッド映画のお約束で、やっぱり日本の風景が「変」なんだよね。
「金がないから」とは思えないし、「リサーチ不足」とも考え難い。
すると、この「ちょっと変な日本」というのが、アメリカの観客には、受け入れ易いのかね~?
うーむ。
GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組 | ||||
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