2014年7月19日土曜日
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章
もう「世界の押井」と言っても良い立場なのに、今さらながら、ちょっと古くさいのでは? と見ている側が不安になってしまうくらい、ベタな「ドタバタ」をやっているパトレイバーの実写版。
第二章、見終わりました。
第一章に引き続き、相変わらずの、力のぬけた、ゆる~い感じ。
この、ゆる~い感じ、最近、他でも味わったな? と考えてみると、「スペース☆ダンディ」が頭に浮かぶ。
(こちらは、最近、第二クールが始まりました)
当初は、渡辺信一郎監督の「カウボーイビバップ」みたいな作品を期待していたので、同じ人でも「ここまで、ベタベタなギャグに走るのか・・・・・」と、あまり崩れたストーリーに面食らっておりました。
が、「カウボーイビバップ」のような展開を期待するのを止めたら、その、徹底的なくだらなさが心地よくなってきて、今は不満などなく作品を受け入れています。
「パトレイバー」の実写版も同じで、エピソード2の、「カイジ」「うる星やつら」「ガンダム」「トップをねらえ!」等などの、しょーもないパロディの連続に、楽しく苦笑いさせてもらいました。
押井監督の最近の作品は、「オタク市場」を目指さないことを指向していたように思えますが(世界の押井として、プライドもあるでしょうし)、思い切って先祖返りしたなーというのが、この第二章までの感想。
年をとって、多少、肩の力が抜けたのかな?
とりあえず、オッサンには、大変楽しい作品となっています。
このまま突っ走って欲しいですが、最後は「劇場版パトレイバー2」のような、ひりつく作品まで行ってくれたら、それはそれで幸せだなー。
(個人的には「スカイ・クロラ」は、「うーむ」でしたので、そこまでは行かないで欲しいけど・・・・・)
第一章の感想。
■THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章
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