が、まぁ、録ったはいいが、そのまま。
月日が流れ、「なんか適当な映画が見たい」と思って、見てみることに。
「彼女が水着にきがえたら」というタイトルが表示されて、その横には、「Urban Marine Resort Story」。
どういう意味?
「都市型海洋リゾート物語」で、いいのか?
そうなると、結局、海なの? 街なの?
とりあえず、googleで「Urban Marine」を画像検索したら、兵士が銃を構えている。
どうやら、都市で戦う海兵隊のようだ。
・・・・・・この、ふわっとした英語の副題。
いかにも、バブルだぜ!
で、物語ですが、原田知世さんと織田裕二さんが、お互いを意識しているけど、直ぐには素直になれないという、王道ラブコメ。
原田さんは普通のOL。
織田さんも会社員なのだが、谷啓さんと一緒にトレジャーハンターをしている。
そのハンターのライバルとして、伊武雅刀さん。
原田さんは、最初は、伊武さんの船に乗っていたのだが、ダイビングの途中ではぐれてしまい、谷啓さんたちに救われる。
そのちょっとした遭難に最中に、お宝を積んだと思しき飛行機を原田さんは見ており、さらに、香港マフィアが絡んできて・・・・・・という展開。(終盤は、この香港マフィアとの戦いになるわけで、Urban Marineだ・・・・・)
で、伊武さんというのが、金持ちのボンボンなのかな?
豪華なクルーザーを持って、女の子を、とっかえひっかえで遊んでいるような男。
女性の前では、タバコを吸わない。
に対して、谷啓さん側の織田裕二さんは、女性の扱いには慣れておらず、ぶっきらぼう。
人前でも平気でタバコを吸ってしまい、原田知世さんから叱責されてしまう。
解説するまでもなく、伊武さんの方はバブル期の軽佻浮薄な男性として描かれ、織田さんは昔気質の不器用な男とされている。
で、清純派の原田知世さんは、最終的には、昔気質の織田裕二さんとくっつくわけだが・・・・・・、この映画自体が、「バブル感バリバリ」なので、なつーか、嘘くせーなー、おい。(谷啓さんも何度も結婚し、今も若い彼女がいるという設定だし)
劇中では繰り返しサザンの曲が流れ、街をオープンカーで走り(しかも路駐)、ヘリコプターが水上に着陸し、タクシーの中で風にたなびく髪、伊武さん等との競争では水上バイクにホバークラフト、・・・・・・そもそも、「若者よ、ダイビングこそが、今もっともナウいぜ!」と言わんばかりの内容でして、まぁ、ぶくぶくブクブク、泡の中。
原田知世さんが、避難訓練の担当なのに、織田裕二さんと宝探しをする為に、会社をズル休みするあたりとか、阪神淡路や東日本大震災を経てしまった今からすると、本当に幸せな時代だったんだなぁと思ってしまったよ。
で、織田裕二さんが、びっくりするくらい大根でね。
まぁ若いからね・・・・・。
それに比べて、原田知世さんは、さすが若い(幼い?)頃から映画に主演をはっているだけあって、求められる原田知世像を、「これでいいんでしょ?」とばかりに、しっかりと演じておりました。
・・・・・そして、一時代を築いただけあって、原田知世さんが、めちゃくちゃキレイ。(今もキレイだが)
「彼女が水着にきがえたら」というタイトルなんだから、もっと水着のシーンがあっても良かったような、・・・・・・・原田知世サイドからNGだったんだろうなぁ。
彼女が水着にきがえたら [DVD] | ||||
|
0 件のコメント:
コメントを投稿