13巻の感想を、そのうち書こうと思っていたら、14巻が出てしまったので、大急ぎで書く「シドニアの騎士 13」の感想。
サイボーグで、かつては男性でも女性でもなかったイザナや、ロボット美少女の市ヶ谷などに惚れられた主人公の長道。
けっきょく、超生物(融合個体)とでも言える「つむぎ」(全長17メートルだっけ?)と結ばれました。
スゲェ~展開。
(まぁ、「つむぎ」といのは、長道が好きだった人間(!)の「星白」の遺伝子を継いでいるところが、ミソなんだろうけど。)
ボーダーレスな男「長道」だな・・・・。
で、まぁ、物語は、徐々に終盤に向かっている模様。
ガウナとの最終決戦が近いようですが、その前に、立ちはだかる落合。
この落合というのは、マッドサイエンティストで、人類を超える人類を夢想する人間・・・・というよりは、意思。
ある意味、彼も、ボーダレスな男(?)。
ただ、
たとえば 星よりも強い 不滅の肉体を持った 完全な生命が一つ あればいいなどと五巻で述べているように、彼は自らしか認めていいない。または、自らの存在があれば十分だと考えている。
それに比べて、長道は、以前「ハーレム体質」と書いたように、排除ではなく、受容のスタンスであり、だからこそ、「つむぎ」を愛することが出来るわけで。
で、まぁ、「つむぎ」が星白の継承者であるように、長道は、かつてのエース「斎藤ヒロキ」の継承者。
で、落合は長道のライバルであった岐神に体を乗っ取られていた。
長道と落合がライバルであるように、斎藤と落合も心情的にはどうかは分からないけど、思想的にはライバル関係にあったとしてもいいわけで(人間の肉体改造を肯定する落合と、老化や光合成といったものを拒んだ斎藤)。
最終的には、主人公(の主張)が勝つのだろうけど、で、ガウナと、どう決着つけるのか?
てな感じで、14巻に続く。
以前の感想。
■漫画「シドニアの騎士」一巻から三巻まで読了
■漫画「シドニアの騎士」四巻から六巻まで読了
■漫画「シドニアの騎士」 七巻から九巻まで読了
■画「シドニアの騎士」 十巻から十二巻まで読了
おまけの感想としては、以前まではnexus7(2012)を使っていたんですが、解像度は1280x800。
で、今は xperia z3 tablet compact に変わったんですが、こちらは、1920x1200。
ようやく文字がつぶれないで読めます。
8インチなんで、見開きは難しいですが。
シドニアの騎士(13) (アフタヌーンKC) | ||||
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