2016年9月22日木曜日

映画「ダーク・プレイス」の感想


シャーリズ・セロン主演の、ミステリー映画「ダーク・プレイス」。

そんな期待しないで見に行ったら、やっぱり、「まぁこんなもんか」くらいに収まる感じの作品でした。

つまらなかったわけじゃないんだけどね。

こんな感じの物語


シャーリズ・セロン演じる女主人公は、小さい頃に、実の兄によって家族を惨殺されてしまったという、悲惨な過去を背負っている。

だが、この「悲惨な過去」のおかげで、多くの寄付が全米から集まっており、悠々自適に暮らしていた。

が、それも、「これまでは」のお話。

毎日楽しく暮らしていたら、当然、お金もなくなるわけで。
人々の記憶も薄れ、かつて発売した自伝も、もう話題にはならず。

いままで働いたこともないので、今更、就職なんてこともする気がない。
どうにかならんかと困っているところに、「殺人クラブ」という奇妙なサークルから、過去の事件について語って欲しいと誘いを受ける。

家族の事件を思い出すのは本意ではないが、背に腹は代えられない。
報酬の為に、「殺人クラブ」に赴き、事件と改めて対峙することになった主人公。

彼らと接しているうちに、事件は報道されているような単純なものではなかったことを、知ることになる・・・・・・。

終わってみれば


まぁ出て来る人物が、どいつもこいつもダメ人間ばっか。

で、そいつらと同じくらいダメ人間の主人公が、事件に関わった人物たちに当時の話を聞きに行く。
すると、次に会うべき人物のヒントをもらう。
で、その人に会うと、次のヒントが・・・・・。

その合間合間に、事件が起きる前の、過去のシーンが差し挟まれる。

最初は混乱したけど、最終的には、「あぁ、そういうことだったのか」と腑に落ちる・・・・・・・、だけれども、まぁ、終わってしまえば、結構「予想通りね」というオチ。
無理などんでん返しをすると、それはそれで、興醒めだから、程よいバランスなんだろうけど。

それにしても、本筋とは、まったく無関係と思われていた事件が唐突に絡んで、さらに犯人判明って、・・・・・・うーむ。
原作の方は、きっと、丁寧に伏線を貼っているのだろうと思われますが。
二時間映画だから、本筋を追うのが精一杯なんだろうなぁ。


シャーリーズ・セロンと言えば、「モンスター」での熱演(怪演)が印象深いから、そんなの期待していたけど、まぁぶっちゃけ、今作は普通のサスペンス映画でした。

ダーク・プレイス [Blu-ray]
by カエレバ

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