2016年8月2日火曜日

渡辺謙さんの「GODZILLA」感想


庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」も公開されるので、その前に渡辺謙さんの「GODZILLA」を見てみました。


初代の「ゴジラ」が核戦争の恐怖を下敷きにしていたのは言わずもがなですが、2014年公開のアメリカ版「GODZILLA」は、311をモチーフにしているのね。

冒頭の地震からの原子炉の暴走、一帯が避難区域に指定されて立ち入りが禁止になるという流れは、モロ311。

その後も、ゴジラの登場シーンで津波が発生しているのも、やっぱり311そのまんま。


・・・・・日本では、逆につくれないだろうなぁ。
外国人だからつくれた・・・・・というよりは、ハリウッドの貪欲さだねー。

無神経とも言えるけど。


ローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA」が、「ジェラシックパークをつくるとスピルバーグに怒られるから、ゴジラってことにしようぜ!」程度の作品だったけど、渡辺謙さんのは、まずまずオリジナルへの敬意が感じられました。


にもかかわらず、ハリウッド映画のお約束で、やっぱり日本の風景が「変」なんだよね。

「金がないから」とは思えないし、「リサーチ不足」とも考え難い。

すると、この「ちょっと変な日本」というのが、アメリカの観客には、受け入れ易いのかね~?

うーむ。

GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組
by カエレバ

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