今更ながら、アナと雪の女王を見てきました。
伊集院光さんが、この作品に言及して、ちょっと話題になっていましたが、まぁ、あんな感じで言いたくなるのも分からんでもない。
別に、つまらなかったわけではないですが、
■「アナと雪の女王」成功の裏には、ディズニーの現場主義体制への大改革があった
こちらの記事からも分かるように、みんなで意見出し合ってつくったから、問題点はない。でも、突出した個性というものは、あんまりないかな・・・・・。
以下ネタバレ含む、です。
「生真面目な責任感の強い姉」と、「自由奔放で、いささかチャランポランな妹」という構図とか、最初は喧嘩している男女が徐々に惹かれ合っていくところとか、実は悪い王子様とか、愛が呪いを解き放つとか、雪だるまの妖精オラフとか、まぁ、ありがちですよね。
もちろん、面白いんだから、個性なんか要らんじゃん、とも言えるんですけど。
(物語が飽和状態の現代で、ある程度、ヒット作を目指そうとすると、最大公約数的で、万人にすっと入り込むものになってしまうのは、致し方ないんでしょうけど)
しかし、こんだけヒットしましたからね。続編あるでしょう。
おそらくは、「姉さんが魔法が使えるようになった秘密が、今、明かされる!」てなストーリーだろうね。
で、秘密を知るための旅の途中で出会った男性と、恋に落ちて、いろいろあって、最後は「ありのままで、いいんだよ」というオチになると予想。
後は、このヒットを受けて、間違った予想のもとに、日本製のミュージカルアニメ映画をつくろうと考える人も出てくるだろうな。
その動きを知ったら、映画会社の人は、刺し違えてでも、止めさせるべき。
やっぱり、ハリウッド、さらにはディズニーではミュージカルのノウハウがあるから作れるのであって、いきなり日本人がやれるとは思えない。
恥をかくだけだろうな、きっと。
(吹き替えの3D版を見たんですけど、「歌」は、うまくはめ込めていたとは思えなかった。もともと英語なのに、無理やり吹き替えているということもあるだろうけど、日本語ってミュージカル向かないんじゃないかな? どうなのかな?)
どうでもいいオマケの感想としては、雪だるまのオラフの声が「ピエール瀧」さんだったこと。
お馬鹿な深夜ラジオをやっていた時代を知っている身からすると、まさか、ここまで出世するとは。(NHKの朝ドラにも出ていたしね)
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