2017年12月2日土曜日

「ジャスティスリーグ」 -まぁ、こんな感じ-



別に思い入れはないのですが、もうアベンジャーズを追いかけるのは大変なので、とりあえず、DCコミックスは追いかけておくか程度の気持ちで、「ジャスティスリーグ」を見てきました。

うーん、まぁ、別につまらんわけでもないが、とりたてて、「これだ!」と心を揺さぶられることもなく、正直、「まぁこんなもんか」という感じ。

アベンジャーズについては、なんとなーく世相を反映しているところもあるけど、「ジャスティスリーグ」には、別段、そういうものはなく。

「娯楽作品なので、そういう頭でっかちなのは、要らないです。御免こうむる」という人もいるとは思うので、それはそれでいいんだろうけど、「マン・オブ・スティール」のころから、なんとなーく、「スーパーマン = キリスト」 というイメージを投影しているところもあって、今作にしても、オープニングのテーマソングでは「天罰」とか、「マザーボックスの三位一体」とか、いかにも、「キリスト教」を思い起こさせるモノだけれども、さて、ネタバレです。

そもそも、前作で死んだスーパーマンが、今作で復活しているのは、まぁ、どうしたってキリスト教的。(それにしても、「スーパーマンを復活させよう!」という流れは、急だった・・・・・)

なんだけれども、「宗教臭いの?」と問われると、そんなことはなく。

ザック・スナイダー監督が降板して、「アベンジャーズ」シリーズのジョス・ウェドン監督になって、より、「娯楽色」が前面に押し出されることになった結果なのかね~。

まぁ、分からんですが。

登場人物も多いので、どうしても、エピソードの一つ一つは細切れ。
しかも、アベンジャーズシリーズのように、「もう、個々の登場人物の背景とか、みんな知っているでしょ?」という前提もないわけで、「大丈夫か?」と思いつつ、まぁ、どうにかこうにか、二時間内で、登場人物たちの背景やら関係やら収めてしまっているのは、大したものです。


が、その代わりなのか、敵ボスは、・・・・・・とりあえず、「強いです!」という意外には、あんまり記憶に残らなかった・・・・・。

ここらへんの、うす~さは、娯楽作としては正解なんだろうけど、今一歩、「うん、これだ!」という深みを感じないところ。(アメリカでは、「批評家低・一般高」という感じの模様。一応、「お祭り感」は、あるからか?)

まぁ、別につまらんわけではないのですが。

特に、フラッシュの能力は、単純に「強い」ではないから、今後いろいろと趣向を凝らした、漫画の「ジョジョ」的な戦い方を見せてくれるのかな?


by カエレバ

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