■有村架純が主演を務める朝ドラ『ひよっこ』で島崎遥香戦犯論 有村はぱるるを嫌悪か
視聴率的には、「苦しかった」は言い過ぎにしても、「振るわなかった」てな感じでしょうか?(島崎遥香さんが、確かに、ちょっとウザかったけど、それを戦犯とまでは言い切れないとは思うが・・・・・)
しかし、作品(脚本)の「質」からすると、前二作、悪い意味でテンプレートで、時折、「そりゃねーだろ」という行動・セリフが出て来る「とと姉ちゃん」、中盤以降のネタ切れがひどかった「べっぴんさん」と比べると、全然、合格点だったと思うんですけどね。
■今更ながら振り返る「べっぴんさん」
■「とと姉ちゃん」の視聴率が良いということに混乱している視聴者たち
いや、まぁ、「最初の恋人との別離」や「失踪していた父親との再会」あたりから、ちょっと失速したのは否めないが。
そもそも、今時「記憶喪失って、あんた!」とは思ったし、出て来るキャラが全員が善人というのも、なんとも。
高度経済成長を舞台にしているのだから、「三丁目の夕日」的なノスタルジー万歳になるのは予想していたけど、それにしても、まぁ、あり得ない「優しい世界」なわけで、そこが常に引っかかったのは事実。(この「優しい世界」というのは、今年ナンバーワンヒットアニメの「けものフレンズ」と通底しているなぁ)
けど、これは、有村架純さんの存在感の勝利だろうね。
「あまちゃん」では小泉今日子さんの、非常に癇が強い青年期を演じ、直近だと「アイアムアヒーロー」ではゾンビ化した女子高生、映画「3月のライオン」では、主人公・桐山零の美人だけど性格に難アリの義姉と、どれもこれもそれなりに説得力ある演技をして、今作「ひよっこ」は、田舎から出てきた純朴な少女。
父親の失踪という悲しい過去を背負いつつも、決して、「私って不幸」というウザったい「重さ」はなく、しかし、一方で、「大黒柱が消えたのに、よくケラケラ笑っているよな」という反感をもたれるような「軽さ」もなく、程良いさじ加減だったのでは?
堀北真希さんのような圧倒的な美貌ではないものの、うまーく愛らしい顔立ちを活かした彼女が中心にいるおかげで、「農業が楽しいだと!?」「田舎は素晴らしい!?」「家族万歳!」という、日本人のノスタルジーを喚起させる「昔の人は、滅私奉公で、自己よりも他人を思いやり、優しい人ばっかりだった。昔は良かった」というファンタジーを、嫌味なく成立させる見事な演技・存在感であったと思います。
有村架純さん、こりゃ、まだまだ売れるねー。
■今更ながら振り返る「べっぴんさん」
■「とと姉ちゃん」の視聴率が良いということに混乱している視聴者たち
いや、まぁ、「最初の恋人との別離」や「失踪していた父親との再会」あたりから、ちょっと失速したのは否めないが。
そもそも、今時「記憶喪失って、あんた!」とは思ったし、出て来るキャラが全員が善人というのも、なんとも。
高度経済成長を舞台にしているのだから、「三丁目の夕日」的なノスタルジー万歳になるのは予想していたけど、それにしても、まぁ、あり得ない「優しい世界」なわけで、そこが常に引っかかったのは事実。(この「優しい世界」というのは、今年ナンバーワンヒットアニメの「けものフレンズ」と通底しているなぁ)
けど、これは、有村架純さんの存在感の勝利だろうね。
「あまちゃん」では小泉今日子さんの、非常に癇が強い青年期を演じ、直近だと「アイアムアヒーロー」ではゾンビ化した女子高生、映画「3月のライオン」では、主人公・桐山零の美人だけど性格に難アリの義姉と、どれもこれもそれなりに説得力ある演技をして、今作「ひよっこ」は、田舎から出てきた純朴な少女。
父親の失踪という悲しい過去を背負いつつも、決して、「私って不幸」というウザったい「重さ」はなく、しかし、一方で、「大黒柱が消えたのに、よくケラケラ笑っているよな」という反感をもたれるような「軽さ」もなく、程良いさじ加減だったのでは?
堀北真希さんのような圧倒的な美貌ではないものの、うまーく愛らしい顔立ちを活かした彼女が中心にいるおかげで、「農業が楽しいだと!?」「田舎は素晴らしい!?」「家族万歳!」という、日本人のノスタルジーを喚起させる「昔の人は、滅私奉公で、自己よりも他人を思いやり、優しい人ばっかりだった。昔は良かった」というファンタジーを、嫌味なく成立させる見事な演技・存在感であったと思います。
有村架純さん、こりゃ、まだまだ売れるねー。
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