正直、全く見る気はなかった「パッセンジャー」ですが、なんとなく見てきました。
あまり期待値が高くなかったこともあり、素直に楽しめました。
起承転結がはっきりとしていて、ジェニファー・ローレンスの見応えのある身体(事ある毎にに体の線が露わになるのは、お約束)、ハリウッド映画なら当たり前だけど、それなりに迫力のあるCGなど、飽きのない二時間。
「ゼロ・グラビティ」のように、最後の最後まで登場人物は二人に限定した方が、物語としてはスッキリしたでしょうが、その代わりに無理のない展開ではあったと思います。
まぁ、どうしても、主人公の男性が孤独に耐えられずに取った行為が、「それは殺人と同じでしょ?」というモヤモヤが残るわけですが、一応、最後の最後には、身を挺して彼女(と多くの同乗者)を救うということで、「行って来い」、「貸し借りなしよ」になるのかな?
しかも、彼女の決断で、主人公は危うく死にかける訳だし。
重厚なSFや、哲学的な命題などを期待すると肩透かしを喰らいますが、最終的には「男の裏切りが発覚」からの「和解」というハッピーエンドで、ほろ苦いラストの「ラ・ラ・ランド」よりも、デートムービーとしては(または前戯映画としては)、うってつけな作品だと思います。(もしかしたら、「そうだ、アレ」と過去の失敗を、彼女さんが思い出す契機になってしまうかもしれませんが)
まぁ、僕は、一人で見たんですけれども。
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