2016年7月20日水曜日

三谷幸喜監督「清須会議」



契機


久方振りに大河ドラマを、毎週見ております。

さすが、手練の三谷幸喜さんの脚本でして、「次は、こうなるんだろ?」と分かっていても、面白いです。


で、「そう言えば、同じ戦国時代で、三谷幸喜監督の映画もあったなぁ」と思い出した「清須会議」。

早速(遅きに失した?)、見てみました。

役者さん


興味深かったのは、「真田丸」と「清須会議」で、役者がかぶっているところ。

でも、ほとんどの役柄が正反対なんですよね。


- 清須会議 真田丸
大泉洋 羽柴秀吉
(抜け目ない野心家)
真田信之
(田舎の好青年、実直)
小日向文世 丹羽長秀
(優柔不断)
豊臣秀吉
(抜け目なく、傲慢な最高権力者)
寺島進黒田官兵衛
(腹黒)
出浦昌相
(武闘派)
鈴木京香お市の方
(ある意味、黒幕)
北政所
(豊臣政権の良心)

寺島進さんくらいでしょうか? ほとんど同じなのは。

ここらへんの、「こっちでは、こういう役をするんだなぁ~」というのが、まぁドラマ・映画を見る醍醐味でして、見応えはありました。


が、期待が高すぎたので、素直に楽しめなかったというのが、正直なところ。

ストーリー全体としては、・・・・・・詰め込みすぎなのかな? と思わないでも。

また、戦国という過酷な世界において、三谷作品らしいコメディ要素というのが、時に「ねぇーよ」とツッコみたくなる。


「真田丸」にもないわけではないのですが、例えば伊達政宗の登場シーンなんかは、コミカルに描きつつも、パファーマンス好きな性格を見事に表現していたけど。

おまけ


どうでもよいおまけの感想としては、そうそうたるメンバーの中で、剛力彩芽さんだけ、あきらかにキャリアが薄いんだよね。

映画公開は2013年。

この時期は、オスカープロモーションの次の顔として、剛力彩芽さんを推しまくっていたんだなぁと、なんだか寂しい気分にならんでも。(別に剛力彩芽さんは好きでも嫌いでもないです。ネットで言われるような「ブス」だとは思わないけど)

そんな感じでした。


by カエレバ

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