例年通り、今年も続編モノが大量発生。
が、「ミッション・インポッシブル」「007」「ターミネーター」などの大作は、・・・・・・・・つまらんわけではないが、個人的には、「こんなもんかー」程度でした。
■相変わらず不死身のイーサン・ハント「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
■けっこう期待していた「007 スペクター」の感想
■「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を見てきたが
そんな中で、おそらくは誰も期待していなかった「マッドマックス」が、思わぬ拾い物でした。
■「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が完全にイッちゃっていて面白かった
「今年は、マッドマックスだな」と思っておりましたが、・・・・・・・「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が見事に肩を並べてくれました。
正直、スター・ウォーズの「4」「5」「6」で感じたワクワク感を、「1」「2」「3」は皆無で、「新作どうなんだろう~」と不安もありました。
メインの二人のキャラが、女性と黒人という、「いかにも現代社会に配慮しました」という配役も、まぁ仕方ないよねと分かりつつ、「物語が犠牲にならなければいいね」と危惧していましたが、まったくの杞憂。
特に女性のレイは、田舎の純朴娘で機械に強くて腕っぷしも確か。
当然、ハリウッド大作の主人公に選ばれるくらいですから美人。
でも、完璧ではなく、ちょっとドジっ子。
そんな子が、徐々に自らの運命と対峙していく流れには、素直に引きこまれました。(「マッドマックス」もだけど、こちらも戦う女性だね~)
で、ネタバレ。
スター・ウォーズお決まりのオープニングで、スター・デストロイヤーやらストームトルーパーが出てきて、「おぉ始まった」という高揚感。
ダースベイダー的な悪役「カイロ・レン」も登場、主役の二人もそろい、彼らの置かれた立場も、なんとなく理解。
そろそろ慣れたというところで、ミレニアム・ファルコン号。
「これだ、これ。スター・ウォーズだよ」と懐古にひたっていると、ほどよくハン・ソロとチューバッカが出てくる。(ジャー・ジャー・ビンクスは、出ません)
しかも、お年を召しても、相変わらずのハン・ソロに、苦笑い。
その後、ハン・ソロが出ずっぱりでね。
こりゃ、活躍し過ぎだな・・・・・・、死ぬんじゃね?
(死なないと、若い二人が活躍できない)
・・・・・・・案の定、死にました。
でも、ここら辺も上手。
カイロ・レンが、やっぱりダースベイダーには及ばないなー、と思っておりましたが、父殺しをさせることで、次回作での暴走が期待できます。
・・・・・・ただ、まぁ、ちょっと、アレだなと思ったのは、後半が、まるっきり「4」でしたね。
「スター・ウォーズ」的文法に従ったと言えば、そうなんだろうけど。
ハン・ソロ登場とは、ちょっと違う意味で、苦笑いしてしまいました。
で、ルークに会うのは、次回作かな? と思っていたら、意外にあっさり会えました。
最後の最後まで、たっぷり楽しめました。
(ただし、「マッドマックス」は前作を知らなくても楽しめましたが、・・・・・・「スター・ウォーズ」は、せめて「4」「5」「6」は見てないと、「この人、なに?」になってしまうだろうなぁ)
予想。
黒人のフィンと、エースパイロットのポー・ダメロンで、レイを取り合うんじゃないのかな?
そして、この「7」が、「4」を踏襲しているとすれば、「8」は「5」と同じで、みんな危機に陥る、ヤキモキするラスト。
で、「9」で大団円てな感じで、どうでしょうか?
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