2015年8月2日日曜日

文化系トークラジオ Life「いまヤバい!人文社会系」外伝の感想

「いまヤバい!人文社会系」外伝の 感想になります 感想になってません。

文化系トークラジオ Life「いまヤバい!人文社会系」本編の感想


いきなり、東浩紀さん登場。
司会の鈴木さんと、サシでおしゃべり。

「他の人も、どうですか?」と、鈴木さんから促されても、なんだか、皆さん入りづらそうでした。

とにかく、二人とも、話していて、大変楽しそう。

で、ポンポンと会話が弾む。
けど、二人は分かっているけど、こっちにしてみると、なんか流れが、よく分からないぞ、という感じもなきにしもあらず。
(まぁ、単純に、私の理解力、知識力の問題でもありますが)


そんな中で、印象的だったのは、東浩紀さんからの「思想は金にならん」というお話。

まーねー、金にならないから、大学というシステムで教えるしかないわけでして。

金になるなら、企業が参入してくるよね~。


しかし、昨今の流れからすると、最終的には、公立では、旧帝大くらいにしか人文社会系の学部は残らないのかな?

正直、それが良いのか悪いのか、よく分かりません・・・・・・。

四年もかけて文学なんか習うよりは、資格の一つでも取得している方が、役に立つもんなー、実際のところ。


さて、まぁ、本編の冒頭で「百田尚樹」さんの名前が、人文社会系のヤバい人として挙げられ、「もしかしたら、語るかも」と言って、結局は触れずじまい。
外伝も、「百田尚樹」さんの名前は、再び持ち出されるものの、ほとんど素通りでした。


・・・・・百田さんって、ユニークだもんね。(小説は未読、映画も見てないです)

どこまで安倍首相や自民党内からの推薦なり圧力があったのかは不明ですが、NHKの経営委員になれたのは、やっぱり、政権側(自勢力側)に近い考えを持っているからでしょう。

NHKの経営委員として、局内の偏向(と、ある種の人が感じている傾向)を正せなくても、これ以上は、曲げないで欲しい、その役割を、この人ならやってくれるに違いない! という期待があっての要請だったと思われます。

が、NHKの経営委員という微妙なお立場であり、籾井会長が就任会見の船出から沈没寸前にまで追い込まれたのを見ていながらも、都知事選では非自民党の立候補者を応援するという、二重三重に自由な振る舞い。

百田尚樹氏、NHK経営委員退任へ

そりゃ、自民党内からも異論も出るわな。


これで自民党とは縁が切れたのかな? と思っていたら、「文化芸術懇話会」に、呼ばれまして。

wiki 文化芸術懇話会

自民党内の安倍首相に近い議員の勉強会と言われております。

そこで、
  • 「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」
  • 「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」
  • 「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」
  • 「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。そこを選んで住んだのは誰やねん」
  • 「沖縄は本当に被害者やったのか。そうじゃない」
  • 「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」
  • 「アイスランドは年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」
てなもんでして、最終的には、「自民党が陳謝した」という流れに。(■wiki 百田尚樹 自民党勉強会での発言)

国民に不人気の「安保関連法案」審議中というナーバスな時期に、敢えて爆弾をぶっ込むという離れ業。


この時期、他の自民党グループにて、小林よしのり氏を招いての勉強会も計画されていたものの、微妙な時期だから中止に追い込まれたと言われております。

小林よしのり氏が安倍首相を嫌っているのは、よく知られた事実。

と言っても、氏が、所謂「保守系の論客」であることには変わらないわけでして、それでも、「なにかあっては、かなわん」とばかりに、勉強を許さなかったのにね。

でも、結局、味方側から撃たれるという、皮肉。


安保法案の衆議院通過で、第二次安倍内閣発足以降、初めて支持率よりも不支持率が上回るという難しい局面になりました。(と言っても、まだまだ、経済が、どうにかなている&他に待望論がまったくないから、乗り切れると思いますけど)

その「難しい局面」が生まれた原因の一端を、応援団であるはずの百田さんが担っているのだから、「ヤバい!」です。


一連の騒動を受けて、百田さんは作家業を引退と宣言。

こんな記事もあったな~。
百田尚樹利権に群がる週刊誌が『殉愛』擁護キャンペーン開始!ネットと全面戦争か!
百田尚樹守るの当然!『殉愛』問題で「WiLL」花田編集長が林真理子批判

どこまで事実か分からんけど、「売れっ子作家」という立場を、自ら封印すると、いろいろとご不便もあるような気がするけど、・・・・・まぁ、ある特定の層には、まだまだ人気があるようなので、多少叩かれたくらいでは食うに困るなんてことは、まずはないだろうけど。


それよりも、
橋下氏、真夏のジョーク!? 「次期市長はたむけんさん、知事は東野さん」 「誰がなろうとも世界に誇る大阪を」
大阪は、選挙が近いですね。

大阪維新の会と自民党で保守分裂、その間隙をぬって、百田尚樹知事が誕生という、横山ノック知事以来のピカっと光るタイプの大阪のリーダー誕生、そして西田敏行さんが局長就任という夢の様な政治状況が誕生したら、すげー楽しいんだけどなぁ~。

・・・・・・まぁ、さすがに、ないでしょうけど。
でも、国政進出は十分にあるだろうね。


さて、文化系トークラジオ Lifeとは、まったく関係のない文章になってしまったよ・・・・。

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