2015年4月15日水曜日

「進撃の巨人 16」読了


実写版の映画も控えており、アニメの二期も決定している「進撃の巨人」。

まだまだブームは続きそうです。

さて、最新刊の「16」。

ストーリーが進むにつれて、数々の謎が詰将棋のように解決していく・・・・・のではなく、設定がどんどん積み重なっていく感じがして、「大丈夫か? 最終的には、風呂敷をたためるのか?」と心配になってしまうことがあります。
レイス家は人類の記憶を 都合よく改竄できるというわけじゃ
なんてのを聞かされると、「えぇー、それじゃ、なんでもありじゃん」と思ってしまいますが。


そもそも、人間が巨人化するメカニズム自体がブラックボックスなんだけど、「まぁ、ファンタジーだからいいじゃん」で、そこは仕方ない。

でも、それ以上に、いろいろと作者の都合で、おニューの設定が出てくると、物語は破綻しちゃうよね。

最終的には、あらゆる「?」が、「ポンッ」と手を叩いて「なるほど!」と落着できるのか、どうか。


ダークなラストとしては、最終的には一応、謎は解明されるけど、全員(全人類)の記憶が改竄されてしまって、スタートに戻る・・・・・なんてオチもあり得るかな? と思ってしまいましたが、さて。


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