2017年2月15日水曜日

映画「ドクター・ストレンジ」



映画、「ドクター・ストレンジ」を見てきました。

梗概


自信家の医者が事故によって、両手を負傷。
西洋医学の限界を知り、どうにかならんかと辿り着いたカトマンズ。

そこで魔術師と出会い、未知の世界に触れ、己の才能を開花していく。

当初は自らの治療の為の修行ではあったが、悪の存在を知り、彼らと対峙することを決意するのであった・・・・・。


まぁ、ストーリーは、ぶっちゃけ「ありがち」。

主人公の傲慢さは、アイアンマンとかぶる感じ。(人の下につくようなキャラじゃないから、「アベンジャーズ」では、どう処理をするつもりなんだか)

敵キャラにしても、ぶっちゃけ、ダースベイダー。
フォースの暗黒面に魅入られて、師匠を裏切り、敵対しているという設定。

そもそも、「魔術」 = 「神秘の東洋」という前提がベタベタだよな~。
まぁ、別に、いいんだけど。


でも楽しめるけどね


そんな感じで、傲慢な主人公が、修行やら困難を経て、(多少)丸くなり、かつての恋人とも和解とか、お約束満載なんだが、「ちゃんとつくっている」ので、気持ち良くは見れます。


それよりもなによりも、やはり、出色なのは、戦闘。

魔法対決となると、空飛んだり、ファイヤーサンダーの応酬という安易な絵が浮かぶけど、建物や地面を変形させて戦うというのは、これまでになかった発想では?(「インセプション」見てないので、もしかしたら、そっくりなのかもしれないが)

ネタバレですが、ラストの、崩壊からの時間を巻き戻した世界でのバトルシーンというのは、・・・・・「よくも、まぁ、こんなものつくるね」と圧巻。


・・・・・・なんだけれども、ちょっと奇妙だったのは、その決着が(「ジョジョの奇妙な冒険」みたいな)トンチバトルというのが、意外と言うべき、拍子抜けと言うべきか。
新鮮ではあったけど。


おそらくは


でも、よくよく考えてみると、なんで、単純な力の優劣で決着をつけなかったのかというと、主人公、今作では、まだまだ半人前なんだよね。
だからトンチで勝利させる必要があったんだろうなぁ。(マトリックスは、「1」で、主人公のネオが完璧になってしまったから、「2」「3」は、ちょっと微妙になったよね)

まだまだ伸び代を残した段階というのは、次回作以降での成長 = 新しい魔術 = 新機軸のバトル が、自然な流れでつくれるわけで、まぁなんつーか、巧みというか偉いというか余裕があるねーというか。


そして、本作とは関係のない予言を一つ。

次の「アベンジャーズ」、政府を乗っ取ったエイリアンなり、人間なりが「敵」で、「シビル・ウォー」で一旦は仲違いしたアベンジャーズが、「やっぱりオレたちがいないとダメだな!」で集結という流れになると思う。

というか、トランプ対峙という物語になるでしょう。

by カエレバ

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