映画「手紙は憶えている」を見てきました。
ストーリー。
妻を亡くした老人は、痴呆症で長期的な記憶を維持できない。
もう片方の友人は、車椅子生活で、外に出ることは出来ない。
老い先短い二人だったが、かつてアウシュビッツにて家族を殺された過去を共有している。
今、彼らの手元にはアメリカに隠れているナチスの戦犯の情報がある。
海老一染之助・染太郎よろしく、片方は頭脳担当、片方は肉体担当で、ナチスの戦犯探しに出るのだった・・・・・。
定番のナチスものかな?
と思ったら、あくまで、「ナチス」は、ミステリーを構築するための小道具という感じ。
老人の痴呆や老化も同じ。
そんなに掘り下げいるわけではないです。
なので、変に悲壮感が出ることもないので、娯楽作品として気軽に見れます。
なんだけれども、ほら、主人公は老人だから。
物語のテンポが、なんかゆるいんだよね。
そして、ラスト。
「実は、彼が犯人なのかな?」という予想をしていましたが、案の定。
それにしても、いくら痴呆とは言え、過去ほど鮮明に覚えているはずで、彼にとって忘れ得ない記憶のはずなのに、すっかり抜けて落ちているなんてこったい。
まぁまぁ娯楽作品ですからね。
そこらへんは、水に流して見るのが、大人な鑑賞態度ということで。
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