最近の「カトキハジメ」調のスマートなガンダムではなく、元祖・大河原邦男の無骨なデザインを継承するかのような(またはプラモ狂四郎的な)モビルスーツが飛び交う、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。
「アニメ化される」と聞いて、オリジンがあるのに、同時に一年戦争モノをやるんだと、ちょっと不思議でした。
さらに、訝しいのは、長さ。
18分。
次回以降も、同程度の長さのようです。全四話で、合計一時間くらいになるのかな?
サンダーボルト宙域での戦いを描いた1巻から4巻なら、ちょうど二時間くらいの映画になりそうな話に思えるのだが・・・・・・。
ネット配信を主眼においた実験的な売り方を試す結果として、値段ワンコイン(税込み540円だが)と、それに応じた尺、ということなのか? と想像しますが、さて。
または、タブレットやスマホ視聴を想定しているから、18分ということもあるのかな?
いずれにしろ、オッサンからすると、ちょっとお値段が高くなってもいいから、三十分×四本にして欲しかったですが。
好評なら、全部まとめて、さらに新規の描き下ろしで、映画館公開も考えているのか?
さて、動画の出来ですが、最近のガンダムらしく、隙のないつくり。
音楽は、著名なジャズ奏者の菊地成孔さんだし。
しかし、18分なのでね。
中だるみがない、と言えば聞こえが良いのだが、戦闘シーンがメインで、物語に「ため」「凪」「谷間」といったものはない。
他の3話も同じようなつくりなんだろうなぁ。
なんか、短い戦闘が繰り返されるって、まるでソシャゲみたいね。
それが良いのか、悪いのか。
やっぱり、タブレット&スマホ視聴意識した結果としての、クライマックスてんこ盛りの作品になった(なる)のかね~。
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第1話(セル版) | ||||
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