■靖国神社・日本大使館放火の中国人、帰国後の生活困窮に嘆き節「両親と疎遠、半年収入ない」(2/4)―中国
■靖国神社・日本大使館放火の中国人、帰国後の生活困窮に嘆き節「両親と疎遠、半年収入ない」(3/4)―中国
■靖国神社・日本大使館放火の中国人、帰国後の生活困窮に嘆き節「両親と疎遠、半年収入ない」(4/4)―中国
この記事って、「こういうことをすると、出る杭は打たれるで、要らぬ苦労をするぞー」という警告なのか、それとも、「これだけの愛国青年を、お前たちは、どうして見捨てておくのか!」という悲憤慷慨、どっちなんですかね?
掲載されたいたのが、北京青年報。wiki見ると、中国共産主義青年団の機関紙となっております。
だから、ある程度は政治的な意図があって掲載されているような気もするのですが、この翻訳からは、なんとも言えないですね。
とりあえず、個人的に感じたのは、物悲しさ。
安田浩一さんの「ネットと愛国」なんかでは、居場所がない人が国家という居場所を求めていく、という書き方をされていたように思いますが、この犯人から感じたのも同じ。
裁判で精神鑑定が求められたことからも、精神病かどうかはともかく、激情家なんでしょう。
震災に対して、積極的にボランティアに参加することからも、その性格が、よくあらわれていると思います。
でも、先天的なのか後天的なのか分かりませんが、その性格が災いして、世の中とうまく折り合いをつけることができないのかな? と推察。
だから、保釣運動(尖閣防衛)関係者ともうまくいかない。
2012年1月8日、劉強は日本大使館に火炎瓶を投げつけた。今回は逃げはせず、その場にとどまった。2分後に駆け付けた警官に取り押さえられた。ソウル中央地裁は、放火未遂罪で懲役10カ月の実刑判決を下した。これが、彼の人生の絶頂なんですかね・・・・・・。
その日、警察で供述を録音していると、記者団がその様子を撮影に現れた。劉強は日本人記者を見つけると、笑顔で「謝罪」の二文字が書かれたTシャツを見せつけた。
まぁ、なんともです。
安田 浩一 講談社 2012-04-18
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