今さらながら「ハリー・ポッター」の小説をボチボチ読んでおりまして、現在、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」まで読み終わり。
(感想:■「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」読了)
映画も見てみるか、ということで、「ハリー・ポッターと賢者の石」鑑賞。
2001年か。
もう10年以上前の作品なのね。
でも、もともとファンタジーなので、古臭いということはなく。
HD画質で見ても、「金と手間をかけたなー」という建物や小道具類には、今でも感心するしかない。
可愛らしい子供が、必死に演技している様は、微笑ましいです(そして、主演のダニエル・ラドクリフが後にアルコール依存症になるという未来を知っているので、遠い目になってしまう)。
ストーリーは、小説を忠実になぞっております。
が、原作では、ポンポンと起こる事件のおかげで退屈しないで読み進めることができましたが、こうして映像になってしまうと、起伏がなくて、忙しない感じ。
まぁ、ストーリーを知っているということもあるでしょうが。
子供でも楽しめる映画、という配慮もあるのか?
その割には、二時間半という、長丁場。
そこまでやっても、原作のすべてを網羅したとは言えず、とくにキャラクターの行動が、映画だけ見ている人からすると「なんで?」って思うこともあるのかな?
ここらへんは原作モノの宿命ですからね。
改変してしまうと、ファンに怒られるし、改変しないと、どうしても映像表現に合致しないところが出てきてしまう。
続編が考慮されていないなら、もっと、バッサバッサと切り落とすところもあったんだろうけど、「後々のことを考えて、ここらへんも入れておかないと」という事情もあって、こんな冗長な感じもする作品になってしまったんだろうな・・・・・。
原作に入れ込んでいる人からすると、これでいいんだろうけどね。
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